浄土真宗本願寺派 教念寺
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仏事編

 他宗の弔問は、どうしたらいいのでしょうか (五十二歳・男性)
 問  昨日、友人が亡くなりまして。今晩お通夜に伺うのですが、浄土真宗じゃない人なんです。その場合のお焼香の作法とか「なんまんだぶ」は、その人の宗旨にあわせるんでしょうか。
住職 今まではどうされていたんですか
 問  今までは、行った先の宗旨に合わせていたんです。お線香も立てるし。ただ、この前住職に、「いかなる時も阿弥陀さま一仏ですよ」と聞きましたから、「なんまんだぶ」以外を口にするのはおかしいような気がしましてね。
住職  その通りです。よく気付かれましたね。どこへ行っても、あなたが信ずる仏さまの御名をおよびすればいいわけです。お焼香の作法でも、自分の宗旨でいいですよ。もし、その場で「なんまんだぶ」と称えるのに気がひけたら、心の中で称えられて合掌・礼拝してください。
  私も先日、知人の通夜がありましてね。友人の中にクリスチャンの方がいるんですよ。その方、お焼香はどうされるのかナ、と見ていましたら、香炉の前で一礼して、喪主に挨拶されていました。
  仏教徒でもないのにお焼香して「なんまんだぶ」と言ったらおかしいですし、「アーメン」って言ったらその場にそぐわない、と思われたんでしょうね。心の中で言われたんじゃないかな。でも、ちっともおかしくなかったですよ。
 問  あと、お香典には、どう書けばいいんでしょうか。この前お通夜の時、私は御佛前」と書いたのですが、友人たちは「御霊前だ」というんです。「お葬式だったら御佛前だ」とかって…。
住職  きっと仏事の本とかにそう書いてあったんでしょうね。その宗旨によってもいろいろかと思いますが、真宗門徒ですから、通夜・葬儀の別なく「御佛前」あるいは「御香資」といたしましょう。お友達にはそうお話なさってください。