浄土真宗本願寺派 教念寺
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 第28話 テレビ依存症

 夏休みも、いよいよ残り少しとなりました。
この夏休み中、私が一日に何度も言ったことは「テレビを消しなさい」です。

  子供たちは、さながらテレビ依存症です。見たいものがなくてもつけていたり、見たい番組がなければビデオを見たり。もちろん、いい番組やためになるものもありますから、テレビが悪い、と言っているわけではありません。

  そんなことを、ある友人に愚痴りましたら、実はここ何年か実家に帰る度、心配になることがある、と言います。

  彼女のお母さんが、テレビの通販にはまっていて、「限定○名様限り!」なんて言われると、「すぐ、すぐ、早く電話しないと!」となっちゃうそうです。そして、六畳間が一部屋、お母さんの通販で買った品物でいっぱい。とうのお母さんは、買うまで一生懸命ですが、届いてしまえばあまり興味を示しません。

  そしてまた、友人がイライラすることの一つに、兄嫁たちが、その六畳間を母の名から「まさこちゃんデパート」と呼び、何か欲しいものがあると、まず六畳間を探してみるそうです。(うらやましい!)

  聞けば、彼女のお母さんは、食費をけずったり、あやしい所からお金を借りてまで買い込んだりはしていないのです。ようは、自分のおこづかいの範囲でやってるわけですから、そういう趣味なんでしょう。買い物依存症とはまたちょっと違うのではないか、という話になりました。

  ストレスの多い現代ですから、アルコールに限らず、ありとあらゆる物や、親や子、つれあいなど、本来依存してはいけない人にまで、依存している人が多いようです。

  宗教も依存のひとつでは、という人があります。そういう人も中にはいることでしょう。ですが、依存しているとしたら、それは本当の宗教ではない、ということになります。熱心なことと依存していることは違います。
なぜなら、依存してしまうと平常心ではいられなくなるからです。

  だから吾子らよ、テレビに依存するな。南無テレビになるな。親の言うことを聞かなくとも、誰の言うことを聞けばいいか、『南無』誰なのか、よく考えて。君たちの本当の宿題なんだよ。