浄土真宗本願寺派 教念寺
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  第111話 あぁ、天気までも

 先日の台風18号の時は、京都の次男を心配したご門徒さんや友人から、お電話やメールを沢山頂きました。
 有り難さにジーンときました。本当に有難うございました。
 早朝のニュースで、伏見区の避難勧告を知り、次男に何度も電話をしまして、やっと繋がったメールには、京都府からの避難勧告メールのけたたましさに驚いたとのこと。私からのおびただしい電話にも、何か用か九日十日。
 大丈夫だよ〜、と、明るいメールが帰ってきました。
 「親の心、子知らず」とは、この事か、と、あの諺は「子の心、親知らず」の間違いではないか?と思った自分の子ども時代を思い出してにんまり。
 台風が関東上陸は16日でした。普段の月なら定例法座の日。法座があったら、ご門徒さん方は大変な思いでいらっしゃることになります。あぁ、よかったなぁ、今日でなくて、と思った私。
 台風が、もしも前日なら、四男の文化祭が大変でしたし、翌日なら、婦人会のイベントに影響してました。
 中には、運動会や体育祭の学校もありましょうし、きっと、沢山の人が、この台風で困ったことになったんだろうなぁ、とも、思いました。
 そして、その時、あぁ、本当に今日でよかった!と思いました。
 それで、ふと、この台風の為に法事を延期した門徒さん方を思い出して、少し恥ずかしくなりました。
 更に、台風の被害に合った方々を思い、もっともっと恥ずかしくなりました。
 ほんの一瞬のうちに、我が子が被害に合わずによかった、自分の予定が狂わされなくてよかった、と考える私!
 しかも、お参りの人の足元が悪いと大変、なんて、表向き。結局は我が身可愛さからきてるんではなかろうか。イイコのふりしてるだけなんじゃぁなかろうか。
 台風までも、天気までも、自分の都合に合わせようとします。
 それなのに、台風一過の翌日の快晴を「日頃の行いがいいからだわぁ〜」と、ほくそ笑む私。
 人間って自分勝手。いえ、私って、自分勝手!
 恥ずかしい生き物ですねぇ。