浄土真宗本願寺派 教念寺
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住職 今日の一言
2010年1月の一言

 1月25日


五木寛之さんが書かれた『親鸞』が好評のようです。

新聞連載中から話題になっていて、「早く次回が読みたい」という声が寄せられていたそうです。本離れ、活字離れが著しい昨今では久々の明るい話題です。

「人は世の中が暗くなったり、景気が悪かったりすると親鸞聖人のことばに耳を傾けようとする」などと言われます。きっと何かが足りて何かが不足していると感じているのでしょう。その「何かが」問題であり、探さねばならないことだと思います。

さて、浄土真宗門徒の親鸞聖人認知度が極めて低いことは私たち僧侶にとっても大きな問題です。
名前、時代、主著、師匠位までの認知度はあっても、「何をどう説かれたか」や「それが今自分にどう関係しているか」などは理解の外になっているようです。

「別に知らなくてもいいのでは」「難しくてよくわからない」などという言葉も聞かれるところです。
都会で生活することは便利ですが、上の世代からしきたりや教えを聞いて生活するには難しいかもしれません。ですが、知らなくていいわけではないのです。

お寺でも積極的に進めていきたいと思います。
2月6日(土)から法座の新シリーズ「親鸞入門」を開講いたします。
是非、ご参加ください。


 1月11日


50回忌法要をおつとめするご縁がございました。
ご親族のみなさんが集まって賑やかにおつとめすることができました。
ひとりの方が亡くなって、50年も経ってご親族が法事を営むということは
素晴らしいことです。

50年後の親族が健康であり平和でなければご法事どころではありません。
病苦なし、争いなし、経済苦なしを感謝する法会であるのかもしれません。
「法事は何回忌まですればいいのですか」という質問を受けることがあります。
そういう方は法事を営むことをどこか苦痛に感じています。
確かに、法事は非日常的なことであり準備に気苦労を伴いますから「できればやりたくない」と感じるかもしれません。
また、浄土真宗は法事を営むことを「追善供養」とした考えに基いていませんので、「ならばやらなくても・・」という人がいても不思議はありません。

しかし、お浄土に生まれた亡き人を縁としてお念仏させていただくのは自分である、とその縁を歓ぶことが法事の本質と言っていいでしょう。
ですから、法事は「する」のではなく「させていただく」ものなのです。
そのことをあらためて感じたことでした。



 1月8日


今年は仕事始めが月曜日で、きっちりしたストートの感じがします。
お寺は正月休みが実際には無いのです。3元日は初参りの方々がありますし、その後は年末年始に亡くなられた方の葬儀を行うことが多いのです。
みなさんが新年を祝いお屠蘇気分の時が一番忙しいともいえるのです。

さて、高齢の家族をお持ちの方またはご自身が病気や高齢な方は「もしも」の時を考えます。
以前はどうすればきちんと行えるか、を考えました。
家族、親戚、お付き合いのある方々、ご近所と失礼のないことを考え、お世話になるお寺さんはどうすればいいか、などなどです。

最近は以上のようなことを「面倒である」と何もしない(とはいっても最低限のことはありますが)で済まされる方が多いのです。 特に「人が来ればお金がかかる」「お寺さんを呼べばお布施がかかる」ことを懸念しているようです。

確かに全くお金がかからないことはありません。
それらの考えも含めて、きっといい方法があるはずです。
お寺の側もそれらを提案していかなければならないのではないかと思います。
これから、何回かにわけてこのことを取り上げていきます。



 1月4日


新年あけましておめでとうございます

平成22年がはじまりました。
年の初めにあたってみなさんはどのような願いを持たれたでしょうか。
「今年こそは・・・」という宿願成就型の方もあるでしょう。
「今年をはじめとして・・・」という長期計画第一歩型もあるでしょう。

私はというと、「お正月を普通に無事迎える」でした。
と、申しますのも昨年は元旦早々に風邪を引き、 声も出ず
お酒も飲めず最悪のスタートを切ってしまったのです。
元気に元旦を迎えて、仏前にお参りすることがこんなに有難いことだとは思っても見ませんでしたが、元気の時には気づかないことに気づきました。
日頃の不徳のいたすところとはいえ、大いに反省したところでありました。
ですから、本年は2年分もお正月を迎えたようで体調は万全です。

さて、昨日(3日)は我家で恒例になっている築地別院にお参りの日です。(昨年は体調不良のため4日でした)
たくさんのご参詣があり、にぎわっていました。
築地市場はまだ開かれていないので、そちらは閑散としていましたが、歌舞伎座まえは着物で着飾った方がたくさんおいでになっていました。誠にお正月らしい風景でした。
歌舞伎座は今年建替えになりますので、その前に一度お邪魔したいと思っております。

みなさまの一年が無事でありますことを心よりお念じいたします。