浄土真宗本願寺派 教念寺
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住職 今日の一言
2010年4月の一言

 4月22日

アイスランドの火山噴火には驚きました。
氷河から噴き上がる噴煙の迫力に圧倒されましたが、その影響と混乱はまだ終息していません。

噴き上げられた火山灰が広範囲で空を覆い、飛行機の航行に大きな影響が出ています。
「噴火」と「飛行機」という一見、あまり関係がないと感じる取り合わせですが、大いに関蓮していたわけです。空の交通網の発達は世界を国々との距離を近づけましたが、危機や災害の被害も同時に影響が大きくなりました。

 さて、1783年6月に起こったアイスランドでの大噴火はヨーロッパ各地に甚大な被害を与えたそうです。数千人の人が死に、その後も異常気象を引き起こして飢饉が続きました。そのことを原因として1789年のフランス革命が起こった、といわれています。

 また、日本でも同年7月に浅間山が大噴火しています。江戸時代の天明の大飢饉は東北地方を中心に10万人が亡くなった、と記録されていますが、この噴火が原因といわれています。遠く時代と国を隔てて同じことが起こらないことを願うばかりです。


 4月11日

今年は桜の花が長持ちしています。
とかく満開が気にかかるようですが、人によっては咲き始めが好きだったり、満開を過ぎて散っていく様子が好みであったりと様々でありましょう。

ところで、桜自身の気持ちはどうなのでしょう。
花がいつまでも咲いているのは案外しんどい思いをしているのかもしれません。また、寒さに震えることなく一気に葉を広げたいと思っているかもしれません。

先日、知人が50代で亡くなりました。
多くの方に満開の桜の下を見送られていく光景が印象的でした。艶やかな桜が悲しみをこらえて、精一杯背筋をのばして涙をこらえているように感じられました。

人は咲き始めて春を告げ、満開になって人のこころを和ませ、あっという間に散っていく桜のいさぎよさを好むのでしょうか。我が人生もこのようにありたい、と願うのでしょうか。

私自身は寒村の時期はずれの山桜が好きです。
あでやかさからは無縁に感じられるからかもしれません。