宗祖親鸞聖人報恩講法要(令和5年11月3日)
11月3日(祝)、宗祖親鸞聖人報恩講法要が、午前・午後の二部制で執り行われました。
11月とは思えない暑さが続く中、前日より婦人会のみなさまがお斎(報恩講の昼食)の準備をしてくださり、また聞信会役員の方々が五色幕や玄関幕の取り付けなどをお手伝いくださいました。
午前の部は、午前10時半より讃仏偈を律曲(りつきょく)でおつとめし、普段聞くことのない美しい旋律を味わいました。引き続き、茨城県清心寺住職、本願寺派布教使の増田廣樹師より、「願われたいのちをいきる」の講題にてお話を頂戴しました。私達の命がはかり知れない多くの縁によって生かされていることをお話しいただきました。
午前の部終了後、婦人会特製、手作りのお斎がふるまわれました。前日から煮込んだ味のしみた煮物やお赤飯など、ともにおいしくいただきました。
12時50分より、龍山住職から法話がありました。一日一日の積み重ねが、今日の一日になる、だから今日一日を大切にすごさなければいけないことをお話しくださいました。
午後1時30分より、午後の部の法要が厳かに勤められました。おつとめは「宗祖讃仰作法(音楽法要)」。親鸞聖人のご和讃が、美しい旋律とともに強く心を打ちました。引き続き参拝門信徒を代表して、教念寺聞信会役員の合田佳弘氏による代表焼香がありました。皆さまが見守る中、丁寧に焼香してくださいました。
続いて、増田廣樹師より2席目のご法話をいただきました。最後の1ピースがないとパズルが完成しないように、私達一人一人の命が組み合わさって世界を作っている、その見方こそ仏教的な見方で、私の命は何分の何という断絶した命ではなく、全体を成り立たせる大切な命であるというお話しでした。
最後に、福引抽選会が行われました。さまざまな賞品に、皆さまの笑顔があふれました。今年も多くの方々のおかげで、宗祖親鸞聖人報恩講法要は無事執り行われました。
内陣の荘厳
宗祖讃仰作法(音楽法要)のおつとめ
合田佳弘氏による代表焼香
ご法話をいただいた増田廣樹師
聴聞する門信徒
福引で素敵な賞品が当たりました!