盂蘭盆会法要(令和5年8月6日)
令和5年8月6日(日)、連日の猛暑が続く中、教念寺本堂において盂蘭盆会法要が厳修されました。
近年は、コロナウイルス感染対策として密を避けるため午前・午後2部制として行ってきた盂蘭盆会法要ですが、今年は3年ぶりに従来通りの午後1時からの厳修となりました。
勤行は仏説阿弥陀経をお勤めし、引続き東山拓也氏による代表焼香を行いました。
続く、朽木哲也氏からの感話では、本日が広島原爆の日であることに触れられ、人類がこれまで多くの過ちを繰り返してきたこと、戦争が愚かな行為であることを次の世代に伝えていくことが私達の大事なつとめだとのお話がありました。
休憩をはさみ、龍山利道住職よりご法話をいただきました。禅宗の厳しい修行や問答にふれ、私の命がどこから来てどこへ向かっているのか、六道という六つの世界を生まれ変わり死に変わりしてきた私の本当の姿をお話しくださいました。今人間として多くの悪業を積み重ねており次の生での地獄は一定であるが、しかし阿弥陀如来がこの私を必ず救うと誓ってくださった、阿弥陀様を信じその名、念仏を称えることで必ず救われるのだとのお話がありました。
コロナ前と同様に行われた今年の盂蘭盆会法要。暑い中ではありましたが、本堂には慶びの声があふれました。
東山拓也氏による代表焼香
感話をする朽木哲也氏
法話をする龍山利道住職